赤ワインで活性酸素を抑えて視力回復を目指しましょう
目の状態を健康に若々しく保つためにも体調を整え体全体を若く健康に保つ努力が必要になります。
そういった意味でも目の健康には食事と密接な関係があると言えるでしょう
最近では研究が進みどの食品が健康に働きかけるかエビデンスが研究機関からたくさん発表されています
ここでは目に関する最新の研究報告からいくつかをお話ししましょう。
老化とは体が酸化することと考えられています。
酸化とは文字通り体が錆びることを意味し人が生きるためには酸素が不可欠ですが体内に取り込まれた酸素の一部が酸化力の強い活性酸素に変化しこれが体の細胞を攻撃するのです。
呼吸によって体内に取り込まれた酸素の2から3%が活性酸素に変わります。
この活性酸素によって老化や多くの生活習慣病が起こり体の不調を引き起こします
視力低下についても同じように活性酸素が増えると白内障などの病気が引き起こされることになります。
あまり自覚は無いと思いますが紫外線が目に入ると活性酸素が生じます。
活性酸素は眼球内の不飽和脂肪酸を過酸化脂質に変えそれが目に白濁を生じさせるのです。
こうしたプロセスが白内障の1つの形になると言えるでしょう。
そこで視力回復のためにも活性酸素の働きを防ぐ抗酸化物質が豊富な食品を摂取することが推奨されています
その代表的なものの1つが赤ワインです。
赤ワインと視力回復の関係
赤ワインには優れた抗酸化物質であるポリフェノールの1種であるレスベラトロールが豊富な事は良く知られています
赤ワインのポリフェノールは抗酸化作用によって体全体の酸化を抑制しますから当然目にも良い働きがあり目のサプリメントなどにも配合されている成分です。
赤ワインのポリフェノールはその抗酸化作用によって目の酸化を抑える働きがあります。
それと同様に視覚機能の改善に役立ちますし視野の改善効果があると報告されています。
加えてポリフェノールには眼精疲労を解消させピント調節機能をアップさせる効果も期待できます。
私たちの目はレンズの役割を果たしている水晶体の厚みを変えることでピントの調節を行っています。
この水晶体の厚みを変えるときに働いているのが水晶体に付随している毛様体筋と言う筋肉です。
眼精疲労やいわゆるスマフォ老眼などではこの毛様体筋が硬くなりピントの調節機能も落ちてきます。ポリフェノールの摂取では全身の血流状態も改善されますから毛様体筋の血流も改善し毛様体筋の疲労解消も促されると言う訳です。
毛様体筋の疲労が解消されて筋肉の柔軟性を取り戻せばピント機能を取り戻すことも期待できるのです。
また赤ワインのポリフェノールと同様に目に良いと言われているのが果物のカシスです。
カシスにはポリフェノールの1種であるアントシアニンが数種類含まれています。
このアントシアニンにも毛様体筋の緊張ほぐす作用があるとされているからです。
また疲れ目に良いと言われてきたブルーベリーも効果的だと思います。
ブルーベリーにもアントシアニンが含まれていて夜間視力を高め疲れ目を和らげる効果があります。
さらにアントシアニンと言えば紅芋にも豊富に含まれておりますし活性酸素を除去するほうれん草などに豊富に含まれているルテインなども健康番組などでは特集されることが多いですので参考にしてみましょう。
さいごに
赤ワインに含まれるポリフェノールは強い抗酸化作用があり視力回復や健康維持のためには積極的に摂りたい成分ですがお酒が飲めない人もいますし毎日飲むのも大変ですね。
そういった方はポリフェノールやアントシアニンなど視力回復に良いと言われる成分をバランス良く補給できるサプリなどを取り入れていくと無理なく続けることが出来るでしょう。